逆打ち遍路 1日目 モデルコース
※※※注意事項※※※
歩き遍路をするためには、へんろみち保存協力会が出している地図が必須です。
順打ちの時になくてもなんとかなるさーって方を序盤では何人か見かけましたが、皆途中で買っていました。
順打ちでも地図がないと難しいので、逆打ちは案内が殆どないので難易度は順打ちの比ではありません。
また、宿の情報も載っていて、ルートの計画を練るにもとても便利です。
必ず事前に購入して行くようにしてください。
もしかしたら88番大窪寺でも販売しているかもしれませんが事前に用意するに越したことはないでしょう。
こちらから購入出来ます → へんろみち保存協力会
前回の記事
こちらからの続きとなります。
本日の行程
お昼頃に大窪寺へ到着し、最初の納経を済ませて、いよいよ逆打ちが始まる。
次の目的地は約13km(車道経由は16km)離れた87番長尾寺。
まずは前山ダムを目指して進む。
ここから前山ダム付近までのルートは大きく分けて2ルートあり、ひとつは山の中を通る遍路道、もう片方は車道にそってひたすら歩く道。
地図はおへんろ交流サロンより拝借。
山の中を通る遍路道はこの地図の④と⑤、車道経由は①。
②のルートもなかなか良いらしいけれど、自分で歩いたことがないので今回はパス。
大窪寺境内から山に入り女体山を越えて下りに入る④⑤のルートが山頂からの景色も良くて個人的にはおすすめしたいところ。
しかし山の中は迷いやすくアップダウンも結構激しいため、特にはじめての方は避けた方が良いかもしれない。
スマホを持っていて分岐で地図と見比べて位置を確認しながら進めるならば問題ないけれど。
対して車道ルートはひたすらアスファルトの道を歩くだけなので迷う心配がない。
しかも途中にコミュニティバスのバス停もあるので、どうしても疲れてしまったり急がなきゃいけなくなった場合に保険にもなる。
途中に大師の水という名水が汲めるのもこのルートの良いところ。
ただしひたすら車道を歩く(しかも案外通りが多い)のが苦痛だし景色も見えない。
そして距離も長い。
どちらも一長一短なので、経験や天候などにより選ぶと良いと思う。
①⑤のルートを選んだ場合はおへんろ交流サロンへ立ち寄り休憩し、前山ダムからは残り5kmほどで目的地長尾寺。
ここからはひたすら車道を進むだけなので地図さえ見て進めば迷う心配はない。
逆打ちの場合は基本的に矢印のシールは殆どないので、こまめに地図を確認しながら進むことを心がけたい。
今日はここまで。
長尾寺付近に数軒の宿があるのでそこを予約しておくか、琴電長尾線の駅がすぐ近くなのでそれを使い高松へ行きホテルを取るなりすると良い。
納経所は17時までしか開いていないので間に合うならお参りした後に納経してもらい、間に合わない場合は翌朝に。
野宿派の方は2kmほど手前に野宿が出来る公園があるのでそちらでテント張るなりすると良い(場所の詳細は近隣の方の迷惑となる可能性があるため伏せさせてもらいます、ご自身で調べれば簡単に出てくると思います)。
今日のお遍路グルメ
大窪寺門前の八十八庵さんの、打ち込みうどん。
白味噌ベースで野菜たっぷりの鍋焼きうどんでとても美味。
お昼ごはんに是非どうぞ。
尚、このお店近辺には柴犬が良く出没するので、柴好き歓喜。