逆打ち遍路 2日目 モデルコース
本日の行程
87番長尾寺→86番志度寺→85番八栗寺→84番屋島寺 (およそ21km、6時間)
高松に宿を取った場合は琴電長尾線で長尾寺まで戻るもよし、志度線使って直に志度寺へ向かうもよし。
長尾寺から志度寺まではひたすら車道を歩くだけの道なのでショートカットしてしまっても良いとも思う。
長尾寺から志度寺までは約7km、車道沿いに進み途中ハリウッドぽい雰囲気のオレンジタウンを通過し2時間弱で志度寺へ到着。
志度寺から八栗寺までも7km弱、八栗寺は山の上なのでやや時間が多めにかかる。
坂道に差し掛かると至る所に山田家うどんの看板が。
ここは有名店なので、八栗寺を打ち終わった後にでも昼ごはんに立ち寄ると良い。
詳細は後述。
坂を登って行くと八栗ケーブルカー駅に着く。
ここでケーブルカー使うのも良いけれど、ここは歩いて行く方が面白い。
歩いても15~20分もあれば登れる。
道中に男はつらいよのロケ地になったらしい草餅のお店や、至れり尽くせりのお茶とスイーツと焼きたておかきのお接待をいただける仁庵さんがある。
また登った先にはお迎え大師があり、その名の通り歩いて登って来た人をお迎えしてくれる。
展望台になっていて素晴らしい眺望。
ケーブルカー使った場合はここまで逆走しない限りお目にかかれない。
歩いて登る場合はケーブルカー駅の方にひとことお願いすると荷物を預かってくれるので軽身で登れる。
八栗から下って再び山田家うどんの前まで戻ってきて、ここらでお昼時。
休憩を挟んだ後に次は屋島寺を目指す。
屋島寺も結構な山の上にあるので気合いを入れて行かないといけない。
屋島のふもとから1時間ちょっとかかるので、15時くらいまでに屋島の駅付近に辿り着けたなら間に合うが、それを過ぎてる場合は素直に翌日に回した方が良い。
屋島寺のふもとに屋島ロイヤルホテルがあり、値段も安くておすすめ。
当日に予約して3600円で泊まれた。
翌日はこのホテルに荷物を置き、朝から軽身で屋島寺を往復すると楽が出来る。
尚、このホテルから徒歩10分ほどで骨付鳥で有名な一鶴の屋島店がある、夕食におすすめ。
野宿派は屋島まで歩かずに、八栗寺周辺に野宿出来る場所が2ヶ所ほどあるのでそこで止めておくべき。
詳細は迷惑になるので例によって書かないので自身で調べてほしい。
屋島周辺は安心して野宿出来る場所がない。
今日のお遍路グルメ
山田家うどん
建物自体が登録有形文化財指定されている由緒正しきうどんやさん。
ぶっかけの元祖らしいが、そう言い張ってるお店を他にも数店知ってるので真偽は不明。
観光客向けのメニューでややお値段は張るが、美味しいし雰囲気も良いので一度は経験するべき。
暑い時期ならぶっかけ、冬場は温かいわかめうどんも美味しい。
焼きさば寿司も紫蘇が入っていてサッパリしていてとても美味。
丸亀名物、骨付鳥。
それを出すお店の中でも最も有名なお店一鶴。
それが先ほど紹介した屋島ロイヤルホテルから徒歩10分ほどのところにある。
骨付鳥とは、チキンのレッグをスパイスで味付けし焼き上げたもの。
これ以上ないほどにビールに合う。
ヒナと親の2種類あり、ヒナはやわらかい親は堅いけれど旨味があるとの違いがあるらしい。